古今東西を問わず医学を追求した優秀な方々は...
2020 / 10 / 28 ( Wed )
 私が日頃から考えている事ですが、古今東西を問わず医学を追求した優秀な方々は、行動は違えどもみなさん哲学者や自分を見直す“旅立ち”をされているようです。
 西洋では「我思う、故に我あり」で有名なデカルトが自我の存在を重要視しているし、漢方(東洋医学)・哲学では行動の指針を易学(変な占いではありません)によって定めていました。

 疾患は感染症やケガなどの一部を除いて人生の歩みの過程や考え方が発症に大きな影響を持っているからではと思っています。 無意識の自分がどう生きたいかという事と、社会の一員としての生き方のストレスが発病のイニシエーターになっていて、食事の乱れや過労状態が病気進行のプロモーター(促進因子)になっているので、どんなに上手に治療しても、それだけでは再発や進行してまうは当然と言えます。

 東洋医学の治療の基本は“食”であり、【食養生】を“大薬”、【対象療法の薬剤】を“小薬”と考えています。
そして、大薬を基本としつつ生薬を随時処方する事を理想とし、名医と呼ばれる偉人達は長期に同じ処方を漫然と投与はしていなかったようです。
 これからの時代、これらの事を見直す時期ではないでしょうか。


管理薬剤師 星野 忠彦
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