~ 「胎児性水俣病(宝子)」をご存知ですか? ~
2020 / 05 / 02 ( Sat )
 『水俣病』は、メチル水銀に汚染された海の魚介類を食べた事で発症しました。 体の中に入ったメチル水銀は、主に脳や神経を侵し、手足のしびれ、ふるえ、脱力、耳鳴り、視野が狭くなる、耳が聞こえに くい、言葉がはっきりしない、動きがぎこちなくなる、などの症状が起こります。
当時、母胎の中は胎盤がバリアとなりメチル水銀は胎児に影響する事はないと思われていました。 「生まれつき脳性小児麻痺」と診断された子供の母親が「魚を家族みんなが一緒に食べた。主人は水 俣病で死んだ。 一緒に食べた上の子は発病した。 私も食べたが、私は元気。 でも生まれてきたこの子は発病した。 私の食べた水銀はお腹の中のこの子に行った。 だから、この子は『宝子』です」と言う母親の言葉から、へその緒を調べる事でメチル水銀が検出され、汚染された魚を食べた母親の胎内ではメチル水銀が胎盤を通過して、魚を食べていない赤ちゃんが中毒になっている事が証明されました(胎児性水俣病)。
 自然界に存在しない化学物質が胎盤を通過してしまうという事実は、実はダイオキシンや環境ホルモン・化学薬品なども同じで、現代も知らない間に体の中に少なからず吸収されています。 バイオリンクには、体に対する有害物質の吸収を阻害し、排泄を促進する効果があり水俣病やイタイイタイ病での研究報告も数多くあります。

 詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください↓
『PCB中毒におけるチクゴ株クロレラの効果』
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