《健康情報》京都のお寺の庭を作る「庭師」の方の話を聞いて…
2016 / 02 / 03 ( Wed ) 皆さんも京都へ行けば、いろいろなお寺やお庭を拝観されると思います。
私も先日、京都での研修後、作庭や管理をされている庭師の方のお話を聞きながら 南禅寺「天授庵」、山形有明別荘「無鄰菴(むりんあん)」、くろ谷金戒光明寺「紫雲の庭・ ご縁の道」と室町・明治・平成に作られたお庭を拝観する機会がありました。 今までお庭の美しさは、お坊さんの修行の一貫で綺麗に手入れされているのだろうと 思っていたのですが、それだけでなく160年以上脈々と受け継がれる庭師の方の作庭 と管理の元、美しさが保たれている事を知りました。石の一つ一つにも意味があり、 流れる水の音にも拘りがあるとの事。何十年何百年と自然と向き合う時間軸の中に生き、 過去に生きた庭師の意思を感じ取り、100年先の夢を楽しみながら後世に繋げていくお 仕事と伺いました。今だけを見るのではなく伝統に学び、将来もなおその風情を保つ為 の姿勢は、今日の元気を将来の健康に繋げようという私達の健康観にも共通するようで とても感動しました。そして、自分の健康が次世代までも繋がっていくのだな…と思い ました。今日も笑顔で、元気に過ごしましょう! |
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