《漢方の知恵》
2015 / 06 / 25 ( Thu ) 今回は、少し学術的に東洋医学と西洋医学の違いについて。
まず、西洋医学特徴ですが特定の敵(細菌・局所のがん・骨折) などには、決まった対応法があり治療がある程度確立されています。 しかし、生活習慣病や加齢による疾患・機能低下、がんの予後に対しては 炎症や痛みに対しての対症療法はあっても、根本的な治療が殆ど無いのも 事実です。一方東洋医学(漢方など)は急性疾患や交通事故などのケガには 西洋医学に及びませんが、自分の体質や加齢、偏った習慣による疾患に 対し、気血のアンバランスを改善する方法や血液の元気さを維持し血管の 若さを保つことで老化を遅らせる治療法があります。 これは漢方の特徴的な考えで【病名=処方】ではない理由がここにあります。 いいかえれば、このバランスを上手に取って生活すれば病気を予防したり、 病気の進行をとめたり病後の生活のレベルを高めることが可能です。 ボケずに寝たきりにならずに天寿を全うするには漢方の知恵を活用するのが 得策と考えます。そこで漢方には「補腎・活血・健脾」という方法があります 血管が詰まってから病院で治療を受けるのも一つですが、詰まりにくいように 普段から養生する方が私は良いと思っています。 管理薬剤師 星野 忠彦 |
《健康情報》6月14日富山自然薬 健康の集いが開催されました
2015 / 06 / 19 ( Fri ) 6/14(日)に「第2回富山県自然薬健康の集い」が開催されました。県内から松寿仙を
毎日の健康づくりとされている方が大勢お集まり頂き、「主治医」でお馴染みの松寿仙 のカポニー産業社長と内科医の松本光正先生をお招きしてご講演頂きました。 横手社長は、「自分の健康は自分で守る時代になった。その為に『①切れる②詰まる ③折れる④罹る』を予防しましょう」とお話されました。「笑いと健康」と題してお話下 さった松本先生は、「殆どの病気はストレスが原因。心が肉体を支配しているから心配し 過ぎず、笑ってプラス思考で過ごす事が大事と会場を大爆笑させながらのご講演でした。 先生の著書には、笑いと同じ位「感謝・感激・感動」する事も大切と書かれています。 心と身体が元気で本当の健康と言えるのだと思います。命ある限り、元気に笑って感謝 を忘れず過ごしていきたいと改めて思いました。 アトラクションには、今年もハーモニカ演奏があり皆様と楽しい一時を過ごす事が できました。 「松寿仙を続けて飲んでいる方は見た目が若い」と、遺伝子レベルで証明されました。 これは、長く続けているご褒美ですね。これからの季節は、気温も上がり熱中症から 脳梗塞になられる方も多く、1年の中でも気をつけたい季節です。水分補給も兼ねて、 健康づくりに松寿仙をご家族皆様でご愛飲下さいね! |
《漢方の知恵》
2015 / 06 / 11 ( Thu ) 最近毎日の気温差が多く体調の不調を訴えられる方が多い
ようですが、みなさまはご健勝にお過ごしの事と思っております。 特にこの季節は色々な仕事や行事も多く疲労を訴える方が増える季節です。 仕事や運動の後疲れて、休息・睡眠で回復する疲れは別段問題がないのです が、慢性疲労や度を越えた疲労は漢方では「気の低下」と考え放置しておくと 必ず身体のどこかで炎症が発生してきます。言い換えると慢性疲労は身体の どこかに炎症反応があり、くすぶっている状態ともいえます。 特に痛みを伴う疾患の場合はほとんどこの過程をとおり、「疲労が溜まっている なー」と感じているうちに突然‘腰痛・膝痛・手足のしびれ’が発症してつらい 思いをした経験のある方も多いと思います。整形外科や整骨院で痛みを 和らげる治療はしていただけますが、同時に原因となっている「内臓の弱り」 と「気血の流れ」を良くする漢方薬や自然薬がお奨めです。また古来より「予防 に勝る治療なし」と言われています。なにか変だなと感じられた時はお気軽に ご相談いただければ、痛みや病気にならない身体づくり、病院での治療後の 本当の回復の促進に漢方の知恵はおおいにお役にたてると確信しております。 以前にもお話しましたが、漢方薬にも対症療法(一時的に抑える)薬と老化予防 や弱い所の養生をする薬があります。ご自身の身体に合った方法で上手に 対処して心身ともに健康で長生きしたいものです。 管理薬剤師 星野 忠彦 |
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