《漢方の知恵》 自然免疫の向上が突破口となるでしょう
2021 / 09 / 04 ( Sat )
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~ “正気”(せいき)を高める事が何よりも大切です ~
  ウイルス・細菌学の専門家によると、現在まではウイルスや細菌の感染力が強くなると反比例して死亡率が低くなることが確認されています。 もしそうならない場合は二つの理由が考えられます。
ひとつは人工的に生物界では起こらない事を遺伝子に組み込んだ場合。 もうひとつは現代人が薬に頼り過ぎて実質的な生体防御力(免疫力)がかなり落ちている事が考えられます。 それに加えて食品添加物や電磁波など、免疫をかく乱させるものも増えています。
 漢方ではこの生体防御力(免疫力)の事を“正気”と言います。 加齢や不摂生で低下するので、発病を予防するにはこの“正気”を高める事が最重要です。 大学の研究医たちも、結局「免疫を高めるしかないな」と言っています。 漢方の治療・養生法は邪気(病原体)を攻めながら、同時に“正気”を高める事をしているので、免疫異常や免疫枯渇が起こりにくく、発熱しても短時間で回復する例が多いようです。 救命医療は専門医に任せるとして、正しい養生法を行い重症化の確率を下げる事が重要だと思います。
08 : 40 : 58 | 漢方の知恵 | page top
《漢方の知恵》 ウイルス感染症に負けない為に
2021 / 08 / 04 ( Wed )
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~ スペイン風邪流行時の出来事をご紹介します ~
 首都圏などは再び緊急事態宣言が発令されています。 
 以前はPCR検査や抗体検査がなかった為に、発症して重症化した人のみが患者数とカウントされていたと思いますが、現在は毎日のニュースで感染者数が報道され、不安が高まっています。
 実は100年以上前のスペイン風邪の際に、漢方のある流派の人たちの患者はほとんど死者が出なかったという記録があります。 もちろん重症化する前に服用している事が予想されますが、明治政府の方針で西洋医学万能政策によりほとんど一般には知られていませんが、漢方の大家の先生の語録に書いてあります。
 重度の発熱・呼吸困難がおこれば病院の救命医療は必須ですが、発症しないためにも生体防御力(自然免疫)強化は重要です。 
 当薬局には知って頂きたい逸品がございます。 高齢の方、持病などをお持ちの方はどうぞご相談ください。


(管理薬剤師 星野 忠彦)
08 : 09 : 51 | 漢方の知恵 | page top
《漢方の知恵》 養生で“本当のリスク”を低減しましょう
2021 / 07 / 04 ( Sun )
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~ 血管・血液の状態改善が鍵となるでしょう ~
 昨今、新聞やテレビもワクチン接種の話題一色ですが、本当のリ スクについては語られていないようです。 
 海外などの症例では副作用によると思われる血栓症や筋力の低下、重度の皮膚疾患が多数報告されています。 
 これらは新型コロナウイルスが重症化した方にも多くあらわれる症状ですが、ようするに血管・血液の状態が悪い方に発生確率が高い事だけは間違いありません。 
 この状態は加齢や慢性疾患でも起こりやすくなりますが、漢方の考えにはこういう状態を改善する方法があります。 
 一般的に“活血剤”というカテゴリーに入る漢方薬ですが、症状が発生してからの治療というより予防に向いている薬です。
 漢方薬はそれぞれの体質によって処方薬が全く異なるので、どうぞご相談ください。


(管理薬剤師 星野 忠彦)
08 : 11 : 26 | 漢方の知恵 | page top
《漢方の知恵》 ~ この時期は風邪が流行りやすいです ~
2021 / 01 / 04 ( Mon )
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 いよいよ寒くなってきました。 皆様もお元気でお過ごしとご察しいたしますが、これからの季節は俗に言う「かぜ」の季節です。 漢方では冬の風邪の事を“風寒”に侵襲されたと言います。 治し方は※“抾風(きょふう)して散寒(さんかん)する”辛温解表薬(かぜ薬)を使用しますが、古より流感は「れいき」と言い区別していました。
 流感(インフルエンザ)などは、ウイルスの増殖速度が速く初期より高熱がでるので最 初から解毒も併用する漢方薬が使用されてきました。 今回の新型コロナウイルスは本来風邪のウイルスの変種なので増殖速度はそれほど早くはないそうですが、重症化してしまうとリスクが高いので発症及び重症化しないように自分自身の免疫システムが正常にかつ迅速に働くような準備が必要です。 
 漢方にはこのような時には「衛気」を高める治療をします。 ただし体質によって高める方法が異なるので専門的な知識が必要です。 どうぞ、ご相談下さい。
※抾風(きょふう)して散寒(さんかん)する=体の表面を温めて、侵入した外敵を排除する事。


(管理薬剤師 星野 忠彦)
08 : 30 : 51 | 漢方の知恵 | page top
《漢方の知恵》“衛気”を高める重要性
2020 / 12 / 04 ( Fri )
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 今年の冬は新型コロナウイルスに加え、インフルエンザの感染にも留意しなくてはなりません。 一見この二つは別々のものに思えますが、人類進化の歴史は文明ばかりでなくウイルス克服の歴史でもあります。
 毎年どころか、数週間で形を変えてしまう原始的な生物なので一番大切な防御手段 は自然免疫を正常かつ活性化させる事が一番大切です。 例えれば、日本の国土を守る第一の最前線は沿岸警備の方々で、この防御力があるからこそ、私たちの安全と財産がまもられているように、私たち身体の最前線にはマクロファージや好中球などの免疫細胞が24時間休みなく警備しています。
  漢方ではそれらの働きを“衛気”とよび健康維持や病気回復の大切な機能ととらえています。 それに加えこの“衛気”は新型コロナにもインフルエンザにも同時に防御力を発揮します。 重症化を予防したり、副作用が心配となるお手当をしないために“衛気”を高める方法を是非おすすめします。


(管理薬剤師 星野 忠彦)
08 : 52 : 13 | 漢方の知恵 | page top
《漢方の知恵》「食」は生きる事の“基礎”
2020 / 11 / 09 ( Mon )
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 秋は、一年の内で持病を治すには一番の季節です。
 治癒力を高め、免疫力を安定させて、慢性的な疾患を改善しましょう。この時に、実は非常に大切な要素があります。 当たり前のようですが「食」が良くないと絶対に病気は治癒しません。
 「食」とは、単に腹が膨れて美味しく感じれば良いというものではなく、本当に必須の栄養素が全て摂れているかが重要です。 残念ながら現代の食事の実態は“腹は膨れても栄養とれず”になっていて、厚生労働省も10年前から新型栄養失調を指摘、このままいくと必ず病気になると発表しています。

 しかし、テレビなどのマスコミはCMスポンサーの絡みもあり、厚労省の発表は殆ど取り上げようとはしません。
 漢方では古より“薬は小薬、食は大薬”という一節が最初にあり、生きる事の基礎である「食」が悪ければ薬は効かないと書いてあります。


管理薬剤師 星野 忠彦
08 : 24 : 30 | 漢方の知恵 | page top
古今東西を問わず医学を追求した優秀な方々は...
2020 / 10 / 28 ( Wed )
 私が日頃から考えている事ですが、古今東西を問わず医学を追求した優秀な方々は、行動は違えどもみなさん哲学者や自分を見直す“旅立ち”をされているようです。
 西洋では「我思う、故に我あり」で有名なデカルトが自我の存在を重要視しているし、漢方(東洋医学)・哲学では行動の指針を易学(変な占いではありません)によって定めていました。

 疾患は感染症やケガなどの一部を除いて人生の歩みの過程や考え方が発症に大きな影響を持っているからではと思っています。 無意識の自分がどう生きたいかという事と、社会の一員としての生き方のストレスが発病のイニシエーターになっていて、食事の乱れや過労状態が病気進行のプロモーター(促進因子)になっているので、どんなに上手に治療しても、それだけでは再発や進行してまうは当然と言えます。

 東洋医学の治療の基本は“食”であり、【食養生】を“大薬”、【対象療法の薬剤】を“小薬”と考えています。
そして、大薬を基本としつつ生薬を随時処方する事を理想とし、名医と呼ばれる偉人達は長期に同じ処方を漫然と投与はしていなかったようです。
 これからの時代、これらの事を見直す時期ではないでしょうか。


管理薬剤師 星野 忠彦
16 : 03 : 49 | 漢方の知恵 | page top
暑かった事による心身の過労にご注意を
2020 / 10 / 05 ( Mon )
 最近は急に気温が下がり秋模様になりましたが、夏が暑かったため前回お話しした実邪のうち“暑・熱・湿”にかなり猛攻を受け、身心ともに過労状態になっている方が多いようです。
 この状況で体調が悪いからといって検査をしても病気が完成している訳ではないので診断がつかない事がほとんどです。
 かといってこのまま放置しておくと、弱い所が悪い所に変化してしまいます。 疲労や痛み、精神的な不安定は体力や免疫力の不調とも関連しているので早めの手当が賢明だと思います。 
 例えば“頭痛”ひとつとっても漢方で考えると脳の問題だけではなく、胃腸の機能低下でも頭痛はおこります。 こういうときに鎮痛解熱剤を連用すると治りにくいばかりでなく、根本的に悪化させる場合もあるので注意が必要です。


管理薬剤師 星野忠彦
08 : 45 : 07 | 漢方の知恵 | page top
一番大切な“健康寿命”の話題
2020 / 09 / 17 ( Thu )
 今は、新型コロナウイルスの話題が中心ですが、一番大切な健康寿命の話題が吹き飛ばされているように思います。 新型コロナに感染しなくても、認知症やフレイルなどによる運動能力の喪失により、日本中に要介護者が爆発的に増加した場面を想像すると恐怖を感じます。
 私も還暦を超えた一人として、いかに家族や世間に迷惑や負担をかけずに生き抜くかを真剣に考えるようになりました。 病気の早期発見だけでは絶対に不十分です。 実際に病院での慢性疾患の治療は病気の後半戦から終盤戦における延命治療なので、ある意味、平均寿命は延長できても、健康寿命の延長にはあまり貢献できてない感があります。
 こんな時こそ、自分自身の身心のバランスを取り健康人としての生き残りを考える時期ではないでしょうか。 現在の統計では要介護の平均年数が男性で約9年、女性で約12年となっています。 これらの方々は全てハイリスクな集団となるので、お世話する方も限界になりつつあります。 健康を他力本願にする時代はもう終わったと思います。


管理薬剤師 星野 忠彦
09 : 04 : 36 | 漢方の知恵 | page top
感染症に対して、なぜ高血圧がハイリスクなのか
2020 / 09 / 05 ( Sat )
 昨今世の中を騒がせているウイルス感染症に関して、TVなどでは血圧の高い方は要注意であると報道されていますが、「なぜか」という話は解説されていないような感があります。 やみくもに恐れているだけでは精神衛生上よくありません。
 あくまで個人の見解ですが、漢方を研究している立場から考えて、特定疾患からくる高血圧は別として加齢や生活習慣からくる高血圧(本態性高血圧)については、毛細血管の劣化や汚れによる微小の詰まりが各所で増加して少しずつ進行し、血圧が上がっていると予想されます。 
 一般的な病院の処方薬は、中動脈を広げたり、心臓の動きを制限したり、利尿により血圧を下げています。 これらは早く効果が出ると言う点ではすばらしいのですが、肝心の毛細血管には作用していません。 この点を考慮すると、ウイルス感染した際に高血圧がハイリスクになる理由は、毛細血管を含めた血管の状態が脆弱になっているため、炎症反応が起こりやすくなっている事が一番の理由ではないかと考えられます。

 血圧計のなかった時代では自覚症状から予後を予想し、近未来に起こりうる心臓や脳の疾患を防ぐために、様々な漢方の処方が作られていました。 多くの処方は対症療法ですが、発病を防ぐ(未病を治す)生薬や、現在行っている治療をサポートし、薬の量が増えないように補助できる生薬もあります。
 作用する場所がそれぞれ違いますので、上手に併用する事によって健康寿命をかなり伸ばす事が可能になると思います。 もちろん処方薬や生薬の正確な知識、多少の病理が解らないと判断できないので、薬剤師などの専門家の対応が必要になります。 感染症予防から日々の健康維持、未病を治す方法として、漢方を始めとする東洋医学の考え方を取り入れてみませんか?


管理薬剤師 星野 忠彦
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